5、調査結果(選択肢)
(1)共同募金ついて 町内会集計分 民生委員・主任児童委員集計分
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設問1 共同募金の名称を |
 | 名称は、ほぼすべての町内会・民生委員が知っていることがわかりました。 |
設問2 共同募金は、使途に応じて赤い羽根募金と年末たすけあい募金の2種類があることを |
 | 1割の町内会で、赤い羽根募金と年末たすけあい募金の区別が混同している状況が確認できました。 |
設問3 募金方法は、@世帯へ募る戸別募金、A町や駅で募る街頭募金、B職場で募る職域募金など様々な募金方法があることを |
 | 募金方法は、ほぼすべての町内会・民生委員が知っていることがわかりました。 |
設問4 共同募金は、福祉関係者からの要望をもとに募金の目標額が決まることを |
 | 募金に目標額が定められていることを6割の町内会の方々が知らないことがわかりました。 |
(2)理解・活動について 町内会集計分 民生委員・主任児童委員集計分
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設問5 募金が「どのように使われているか分からない」という声をきいたことが |
 | 町内会・民生委員ともに9割以上の方々から、使途が分からない旨の声を聞いていることが分かりました。 |
設問6 募金の使われ方が書かれたパンフレットや広報を、見たことが |
 | 1割の町内会が共同募金のパンフレットや広報を見ていないことが確認できました。 |
設問7 募金の使われ方が載っているホームページを、見たことが |
 | ホームページは、町内会・民生委員ともに9割の方々が見ていないことがわかりました。 |
設問8 募金は高齢者施設・障がい者施設・保育園の修繕などに使われていることを |
 | 町内会の3割が施設の修繕費用として使われていることを知らないことが確認できました。 |
設問9 募金は地域の福祉活動を進めるために市社会福祉協議会や地区社会福祉協議会において、地域の方々と協議しながら使われていることを |
 | 町内会の4割が、共同募金が市社協・地区社協で使われていることを知らない実情が確認できました。 |
設問10 社会福祉協議会では、学童の見まわりパトロール、高齢者やひとり親の孤立を防ぐ交流活動、障がい者への理解啓発、防災活動、ボランティア相談など、地域の課題を解決するための活動をしていることを |
 | 3割の町内会に社協の活動が知られていない実情が確認できました。 |
設問11 地域の活動を進めるため「活動資金の捻出に苦慮している」と感じたことが |
 | 5割の町内会・7割の民生委員が、地域活動のための資金の捻出に苦慮している実情を確認しました。 |
(3)戸別募金の方法 町内会集計分 民生委員・主任児童委員集計分
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設問12 町内会・自治会へ未加入の世帯・アパート・マンションへの募金協力を |
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7割の町内会が、未加入世帯への戸別募金の協力が思うようにいかない実情が確認できました。 |
設問13 世帯への募金(戸別募金)はどのように募っていますか? |
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8割の地域が各世帯を訪問して募金を募っていることが確認できたと同時に、2割の町内会が町内会費から一括で募金をしてことも分かりました。
意見として、各世帯を「訪問することに負担感を感じている」ことがあげられ、町内会費から一括での募金では「同意の仕方の問題」があげられていました。 |
設問14 戸別募金は誰が募っていますか? |
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町内会役員・班長、社会福祉推進委員が世帯への訪問が多いことが分かりました。
意見では、普段かかわりのない人と話が出来ること。転居してきた方とも接することが出来ること等、住民とのかかわりのきっかけとなっている一方で、居留守をされたり、嫌なことを言われるなど不快な思いをすることもあげられていました。 |
設問15 戸別募金1世帯あたりの金額の目安(500円や1,000円など)を示すことについて |
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募金額を示すことで強制感にならない範囲で、ある程度の目安を示すことが必要であることが確認できました。 |
設問16 町内会費や自治会費に募金を含めることは、総会で承認されれば、 |
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半数の町内会・民生委員が行なったほうが良いと考えているため、町内会費から一括して募金を行なう方法について検討する必要性が確認できました。 |
設問17 福祉関係団体からの要望をもとに、募金の目標額が決められているので戸別募金を行うにあたり、 |
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目標額=強制力とならないよう自主的に募金を促す必要性が確認できました。 |
(4)新たな可能性 町内会集計分 民生委員・主任児童委員集計分
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設問19 地域の課題が多様化し(防災・防犯・子育て・孤立・貧困・人権・平和など)、解決する方法や主体も多様化しています。これからの募金の活用方法として |
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現在、配分している団体のみならず、さまざまな団体が共同募金を活用することの意見が4割あることから、現行の配分をもとに、新たな配分について考える必要性が確認できました。一方で、配分が分かれすぎると、どのように使われているのか分かりにくいという意見もありました。 |
設問20 共同募金では、@プロスポーツ(野球・サッカー)チームと協働した募金活動、Aアニメキャラクター(初音ミク)を通じた募金活動など、今までにない取り組みを行っています。今後、こうした新しい取り組みを |
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9割の町内会・民生委員が、今までにない新しい募金の取り組みを行なったほうが良いことが確認できたと同時に、6割の町内会・民生委員が、地域の協力で成り立つ戸別募金についても検討していく必要性が確認できました。 |
設問21 今後、どの募金活動に力を入れれば良いと思いますか?(複数回答も可) |
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新しい取り組みの具体的な内容として「イベントにて積極的に募る」に多くの意見があげられました。戸別募金に頼るだけではなく、さまざまな募金の試みをしていくことが確認できました。
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