横須賀市介護保険サービス利用状況調査、自由記入欄、「感謝」に「家族の団欒が戻った」という声があります。
これだけだと、手間のかかる老人が施設入所でもしたのでは?と考えるかもしれませんが、実際の内容はこうでした。
「父親が痴呆になってしまって、毎日が戦場のようでした。しかし、要介護認定を受けてデイサービスを利用したら、
痴呆が改善して、今では一緒に夕食を摂れるようになりました」というものだったのです。
これまで3回、この実態調査結果を説明しているのですが、ここのところではいつも胸が詰まってうまく説明できません。
この家族のことだけを考えても、介護保険制度に携わってきて良かったと考えています。
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民生委員へケアマネのほうから連絡連携を密にしたいといってきています。
プライバシーの問題で情報が制限され、介護保険からは距離をとらざるをえない状況がありましたが、
問題も見えてきています。
また民生委員は、高齢に限ったことではありませんし、足回りで情報を集めるというのも、かなり大変です。
しかし、とくにお年寄り一人暮し世帯、老夫婦世帯、老老介護世帯等で、
介護保険やその他の制度そのものがいまひとつ、わからないという方たちにとっては、もっとも頼もしい味方です。
この調査でも、「民生委員さんにすすめられて介護保険を申請した」いう回答が何人もありました。
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