ホームヘルパーになるには、国の定めたホームヘルパー養成研修を修了していることが
義務づけられています。(ホームヘルパーの養成研修実施機関先は市社協までお問い合わせ下さい)
ホームヘルパー養成研修は、非常勤職員の場合には3級課程(50時間)、
常勤のホームヘルパーになるには2級課程(130 時間。3級修了者は104 時間)を
修了することが必要とされています。
1級課程(230時間)は原則として、2級課程修了者でなければ受講できないもので、
主任ヘルパーなど基幹的なホームヘルパー向けのものとなっています。
なお、介護福祉士資格取得者は1級課程修了とみなされるため、
この養成研修を受ける必要はありません。
介護保険導入後も1〜3級のホームへルパー養成研修制度は継続されますが、
常勤に2級課程を修了することなどの詳細の運用については まだ未定です。
ホームヘルパーは、在宅の高齢者や障害者を訪問して介護サービスや家事援助サービスを提供し、
在宅生活の維持や、 身体機能の低下防止などを図ります。
介護サービスとは
食事、入浴、排泄、衣服を着脱など在宅での基本的な生活を継続できるような援助です。
家事援助サービスとは
調理、洗濯、掃除、買物などの援助や代行です。
また、最近では行政や医療・保健の分野の職員とチームを組み働くことも多くなり、
他職種の業務や各種の制度についての基本的知識や連絡、調整能力も求められるように
なってきているほか、利用者の入浴、 排泄といった生活時間に沿ったニーズに対応するため、
ローテーションを組んで昼夜の別なく巡回訪問してサービスを提供する
24時間対応ホームヘルプサービスも始まっています。
なお、ヘルパー研修の講習時間の内訳は下記のとおりです。
- 3級 実技8時間(施設見学) 講習・実技演習42時間
- 2級 実技30時間 講習・実技演習100時間
- 1級 実技84時間 講習・実技演習146時間
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