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日常生活でこまったらサポートしてくれる用具が福祉用具です。
寝るとき・排泄・入浴・歩行・食事・身の回りのこと…たくさんありますね!
その人の身体状況に応じてさまざまな用具があります。
例えば、ベッド・ポータブルトイレ・おむつ・シャワーチェア・自助具・リハビリ用具など
また、公的介護保険で指定されている特定福祉用具もあります。
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日本の家屋ではまだ畳の生活が一般的で、そこで寝起きをされている方が多いと思います。
身体に何らかの障害がある方や高齢になるにつれ布団からの立ち上がりがつらくなります。
また、介護が必要になるとお世話する方にも負担となり腰痛などひき起こしかねません。
介護技術を学びボディメカニクスを生かしたお世話を知るのも大切です。
ベッドの機能や置くスペースを確かめてご自分に合ったものを選びましょう。
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家でトイレまで遠く、しかも歩行が不安定な方でしたらどうしますか?
住宅改修で廊下やトイレに手すりを設置したり、洋式便座や自動昇降便座もいいですね。
また室内にポータブルトイレを置き活用することもできます。
その人のADLや排泄サイクル・生活状況に合った方法を見つけましょう。
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お風呂場は家の中で一番危険なところです。安全で快適に入浴するためにも入浴用具
選びは大切です。お風呂場に手すりを設置したり、すべり止めマット・シャワーベンチ・
浴槽内チェア・バスボード・シャワー用車椅子・リフトなどの活用も考えましょう
また、清拭や部分入浴したり、訪問入浴や施設入浴のサービスの利用もあります。
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つえ・歩行器・車椅子・・・合ったものを選ぶポイント |
移動関連用具は用途や素材によって形や重さ、価格が異なります。
たくさんある中から自分に合う用具を選ぶポイントは・・・使う方のADLによって
どの用具?高さ・角度はどのくらい?については、医師や理学療法士・介護専門員などの
アドバイスを受けたり、実際に試してみて合う物を選びましょう。
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自分で着やすい、介護するために着せやすいアイデアがいっぱい!
ボタンを大きくしたりボタンの替わりにマジックテープで付け外し楽々。
ファスナー部にロックをつけた介護着・立ったままオムツ交換できるズボン
麻痺や障害のある方でも着やすいゆったりしたデザイン
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せきやくしゃみなどちょっとしたことで尿が漏れてしまったり、長時間の外出、
夜トイレが近い、寝たきりでトイレに行かれない等悩みはさまざまです。
排泄サイクルや量に合わせて下着感覚の失禁パンツ・使い捨て紙パンツ・
しっかり吸収する紙おむつ・パット類など上手に組み合わせ活用しましょう。
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生活に不自由を感じたら文字どおり自分を助けてくれる道具です
関節可動域の限られている方や握力の弱い方が活用される生活用具など
例えば、マジックハンド・柄が曲がるスプーン・ソックスエイド・トイレ用自助具
柄の長いくし・調理器具・ドアノブハンドルなど手に取って確かめてみて下さい。
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できる限り栄養は口から取れることが望ましいですね。どうしてもつらくなったら
やわらかく煮たり・細かく刻んだり・スープにしたり・とろみをつけて形態を
変えてみましょう。ベッド上で起きあがって座位をとったり、イスにすわったり
食事の姿勢や雰囲気を考えましょう。医師などのアドバイスを受けたり
栄養補助食品を利用することもできます。
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動けないから動かない・動かないからなお動けない・・・にならないように
あせらずゆっくり目的をもってリハビリしましょう。軽くて安全なシューズや
手足訓練用おもり・握力をつけるヘルスグリップなど意欲をサポートします。
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