黙って我慢より、さらに賢く苦情を言うために〜苦情の流れを知る〜

介護保険料を支払っているのですから、相応のサービスを希望することは当然ともいえますが、まだ、 施設等にお世話になっているという感覚を持っていて、「言いたいことが言えない」という方も多いと思います。

たしかに、今後のことを考えると、黙っていたほうが、無難で利口と考えられないこともありません。 しかし、利用者の声が、サービスを良くしていくのも事実です。

そこで、黙っているより、さらに賢く苦情を言うために、さまざまな選択肢を紹介します。

苦情解決の仕組み

介護サービス利用者、または
家族・代理人等(間接的に苦情申出)
民生委員・児童委員(本人が言いづらい場合)




福祉サービス運営適正化委員会





 





 
↓ ○苦情申出
☆当事者同士の話し合いの推奨
サービス事業者・居宅介護支援事業者
☆苦情対象サービス提供者等への調査等依頼
☆サービス事業者との交渉・変更、サービス辞退
☆苦情の申し出人と福祉サービス提供者に対する話し合いやあっせん。
☆居宅介護支援事業者との相談、再検討、事業者への通告
苦情を言う時のポイント!
  • 匿名でも大丈夫!

  • 具体的な内容・状況を説明。

  • 事業者名をはっきりと。

↓ ○解決しない場合 
横須賀市長寿社会課

苦情相談窓口での苦情相談の受付・対応

調査および情報の収集・交換

認定調査委託契約の解除

制度の異議申立てへの対応
↓○市町村で処理困難な場合
県国民保険団体連合組合


苦情相談窓口での苦情相談の受付・対応


調査および情報の収集・交換


事業者へのサービス改善指導


都道府県への事業所指定取り消しの要請

 

ご本人や、代理の方は、どの窓口にも、電話・手紙・直接等で苦情を伝えることができます。

各機関から、サービス提供者へ、調査協力の依頼・あっせん案の提示します。

明らかな権利侵害、虐待、法令違反等があった場合は、県知事等に通知します。

個人の情報は必ず守られます。事業者からの、嫌がらせ・仕返し等はありませんので、 何かあった場合は、あんしんして、苦情を申し立ててください。

どこに苦情を申し立ててもいいようにはなっていますが、横須賀市役所長寿社会課総合相談窓口が最善だと思われます。





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