介護保険認定の平均的な状態像とは?

要支援はこんな感じ
(社会的支援を要する状態。要介護状態になる恐れがあり、機能訓練が必要)

☆居室の掃除などの身の回りの世話の一部に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
★立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とすることがある。
●排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。
※支給限度額 月額61,500円程度
短期入所限度日数 6ヶ月につき7日

要介護1はこんな感じ
(部分的な介護を要する状態。排泄、入浴、清潔、整容、衣服の着脱等に一部介助等必要)

☆みだしなみや居室の掃除などの身の回りの世話に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
★立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
○歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とすることがある。
●排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。
◇問題行動や理解の低下がみられることがある。
※支給限度額 月額165,800円程度
短期入所限度日数 6ヶ月につき14日

要介護2はこんな感じ
(軽度の介護を要する状態。排泄、入浴、清潔、整容、衣服の着脱等に一部又は全介助必要)

☆みだしなみや居室の掃除などの身の回りの世話の全般に何らか介助(見守りや手助け)を必要とする。
★立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
○歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とする。
●排泄や食事に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある。
◇問題行動や理解の低下がみられることがある。
※支給限度額 月額194,800円程度
短期入所限度日数 6ヶ月につき14日

要介護3はこんな感じ
(中等度の介護を要する状態。排泄、入浴についての全介助のほか、清潔、整容、衣服の着脱等に全介助必要)

☆みだしなみや居室の掃除などの身の回りの世話が自分ひとりでできない。
★立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が自分ひとりでできない。
○歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分ひとりでできないことがある。
●排泄が自分ひとりでできない。
◇いくつかの問題行動や理解の低下がみられることがある。
※支給限度額 月額267,500円程度
短期入所限度日数 6ヶ月につき21日

要介護4はこんな感じ
(重度の介護を要する状態。排泄、入浴、清潔、整容、衣服の着脱等の全般について全面的な介助必要)

☆みだしなみや居室の掃除などの身の回りの世話がほとんどできない。
★立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作がほとんどできない。
○歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分ひとりではできない。
●排泄がほとんどできない。
◇多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。
※支給限度額 月額306,000円程度
短期入所限度日数 6ヶ月につき21日

要介護5はこんな感じ
(最重度の介護を要する状態。生活全般にわたって全面的な介助必要)

☆みだしなみや居室の掃除などの身の回りの世話がほとんどできない。
★立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作がほとんどできない。
○歩行や両足での立位保持などの移動の動作がほとんどできない。
●排泄や食事がほとんどできない。
◇多くの問題行動や全般的な理解の低下がみられることがある。
※支給限度額月額358,300円程度
短期入所限度日数6ヶ月につき42日

(注:平均的な状態像で、目安に過ぎません。皆さんの認定と一致しないことがあります。
認定時、更新時の参考程度に。あまりに平均的状態像と、認定がかけはなれている場合には、市役所長寿社会課へ相談してみてはいかがですか?)
※は在宅福祉サービスの支給限度額。利用額の原則1割を負担。


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