横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター ロゴ

ボランティアニュース(160号) (平成23年11月号)

ボランティア「3つのあい」 であい・ふれあい・たすけあい
赤い羽根共同募金活動
 赤い羽根共同募金運動が10月1日から全国で一斉にスタート。
神奈川県内では約350か所で4500人ほどのボランティアが参加した。
赤い羽根共同募金は1947年に「国民たすけあい運動」の一環として始まり、今年で65回目、募金は地域福祉活動に活用される。
 横須賀市内では45か所で初日から大勢のボランティアが街頭にたち、明るく大きな声で行きかう人に募金を呼びかけた。

今回の募金活動に参加した2人の話を聞いた。
横須賀市ボランティア連絡協議会会長佐藤昌久さん
「以前は親が子どもに募金箱に入れるよう親の財布から子どもに渡していたが、今年は子ども自身が自分の財布から出して募金するのを目にし、厳しい時代を自分の目で見て判断して募金する光景に胸打たれた」

日本ボーイスカウト横須賀第12団団委員長鈴木久仁夫さん
「東日本大震災後に同じ場所で募金活動したときは次から次へと募金する人で列ができた。赤い羽根共同募金は、目的が地域の福祉のためということでみんな考えて募金しているように感じた」とそれぞれが熱い思いを語っていた。
よこすかフッピー号被災地支援ボランティアバスのイラスト
緊急活動報告!! 東日本大震災 「復興としあわせな未来のために!」

 横須賀市社会福祉協議会・横須賀災害ボランティアネットワーク主催
 被災地支援市民ボランティアバス 「よこすかフッピー号第5便」
       10月21日〜23日陸前高田市支援
広場で全体ミーティング  
 10月21日(金)〜23日(日)2泊3日で被災地支援市民ボランティアバス第5便にスタッフ兼ボランティアとして、第1便に続き2回目の参加をした。
 21日20時30分、横須賀市社会福祉協議会会長以下社協の職員、横須賀災害ボランティアネットワークのメンバーに見送られて、小雨の中、元気良く出発!5便のメンバー構成はボランティア35人、スタッフ6人、社協職員1人の合計42人(年齢は21〜74歳)。
出発後、ひと通りの説明を受けた後で自己紹介タイム。今回の参加の思いや自己PRを行った。
翌朝6時30分頃、住田町災害ボランティアセンターに到着。
住田町災害ボランティアセンターは被災地支援ボランティアの宿泊拠点で通称住田町基地と呼ばれ、今回のわれわれの宿泊場所でもある。支度を整え、食事を済ませた後、ボランティア先の陸前高田市災害ボランティアセンターに向かう。この日は約600人のボランティアが入っていた。 雨天の為に活動自体危ぶまれたが、午前中だけ作業することになった。広場での全体ミーティングの後、がれき撤去を行うために現場へ。幸いにも現場近くにはプレハブとトイレがあり、荷物の置き場所とトイレを借りることができた。 雨の中がれきの撤去作業
 現場は2反くらいの空き地。大きながれきは撤去されていたが、草木やガラス、布、プラスチック、金物などが散在しており、土砂降りの中、それらを集めて整理する作業を9時30分から11時30分まで2度の休憩をはさんで、黙々と続けた。空き地近くには6m程度の鉄橋があったが、前後の鉄道敷地や線路はどこにいったのやら見当たらず、あらためて災害の恐ろしさを感じた。
作業終了後、器材の清掃などを行いボランティアセンターに器材を返却。とにかく着替えがしたいということで宿泊所に戻り、着替えを済ませ遅い昼食をとった。
15時に銭湯に出発し、16時〜18時まではお風呂と夕食タイム。冷え切った体に暖かいお風呂は一番の御馳走だった。宿泊所は廃校になった小学校の体育館で、夜の寒さを心配したが、気温は思ったより下がらず、各自が寒さ対策をしてきたこともあり、無事夜を過ごすことができた。
2日目は悪天候で作業ができず、現地の方の話を聞くことになった。話をしてくれたのは陸前高田市社会福祉協議会生活支援相談員の伊藤雅人さん。震災当時からこの7か月間の話や自身の話、ボランティア活動も物から人への支援に移りつつある現状などを聞いた。
11時に現地を出発。バスの中で今回の反省会を行った。「雨で思うような活動はできなかったが、短い時間ながらも達成感を味わえた。時間に余裕があったので地元の方と接する機会がありとてもよかった。
伊藤さんの話は本当によかった。今後も同様の企画があればぜひ参加したい」などの感想が出ていた。 23日9時45分、横須賀に帰着。往復走行距離1200q。活動は2時間と短かったが、地元の方との交流、食事などで地元にお金を落とすなどもボランティアであると再確認できた。何より、地元の思いを汲み取ることの重要性を感じたボラバスであった。
ふれあい運動会 みんなでワッハッハの大合唱
選手宣誓  第37回ふれあい運動会が好天気に恵まれた10月9日(日)に神奈川県立岩戸養護学校グランドで開催された。
この運動会は障害児者健康づくり事業の一環としてふれあい運動会実行委員会が開催している。
今年は地域作業所、施設、団体のほか多数のボランティアが加わり約450人が参加した。
競技は玉いれ、綱引き、パンくい競争、宝探し、リズムダンス『みんなでワッハッハ』など14種目が行われ、参加者が一生懸命に汗を流す姿がみられた。
団体リレーでは応援合戦もあり、一日中広いグランドいっぱいに歓声が響き渡った。
玉いれ
今回の運動会に参加した方々に話を聞いた。
保護者の若林千波さん
「作業所に入ってから毎年楽しみにして参加してます。今年からはこの会場に移ってグランドも広く、天気も良かったし大変喜んでいます。学校を卒業すると日頃どうしても運動する機会が少なくなります。
この運動会のように、皆で楽しく運動して一日を過ごす機会を与えられることは、有難いことだと思います」

日本の友人と一緒にボランティアに参加したマイケル プーカンスキーさん(米国)
「三浦に住んでいて横須賀に勤務してます。せっかく日本にいるのでお世話になっている地域のために何か貢献したいと思い参加しました。
仕事柄いろいろな国でボランティアに参加したが、このようなボランティアは初めてです。
障害があるなど感じさせずにお互いに楽しんでいるのに感激しました。こちらも楽しませてもらいました」
パン喰い競争

実行委員の五位泰江さん
「障害があるなしにかかわらず仲間たちと一緒に秋を楽しもう、運動会を楽しもう・・・これがこの催しの気持ちです。今年は多くの若い人に実行委員会に入ってもらい頑張ってもらいました。保護者のお母さん方には早朝から協力していただき、会を盛り上げてもらいました。感謝でいっぱいです。皆が楽しんでいます。これからもこの催しにご協力お願いします」

我がまち・地区ボラ 11 『若い力に期待!』
大津地区 ボランティアセンター
  京急大津駅を下車して、踏み切りを渡り道なりに3分程歩くと「大津地区ボランティアセンター」がある。
平成9年に大津地区社会福祉協議会のボランティアセンターとして開設された。
岡田所長と4人のコーディネーターで運営され、個人58人と団体10グループが登録、活動している。
大津地区ボランティアセンター スタッフのみなさん 
活動地域は大津町、根岸町、馬堀町、馬堀海岸、桜が丘、走水、池田町を管轄し、主な活動として、シャロームなど、近くの施設で、洗濯物たたみや話し相手などを行い、施設のバザーや運動会にはセンターぐるみでお手伝いをする。
個人向けの支援では、高齢者のゴミ出し、病院の送迎、庭の手入れなどをし、また障害者介助など弱者に寄り添う活動をしている。
特筆すべきは、車イス15台を所有し、その都度必要な人に貸出しを行っている。
 現在は年配のボランティア登録者が多く、「若い人にも関心を寄せてほしい」とのこと。
月、火、木、金曜日の10時から16時まで開所。岡田所長は「気軽に立ち寄ってほしい」と語っている。
お知らせ ボランティア連絡協議会から
■第3回ボランティア学習会が9月10日(土)「〜災害ボランティア〜いま、わたしたちにできることは」と題して総合福祉会館5階ホールで行われた。

■赤い羽根共同募金活動に伴い横須賀市ボランティア連絡協議会メンバーも10月1日(土)〜2日(日)京急横須賀中央駅にて街頭募金活動を行った。

■障害者週間キャンペーンYOKOSUKAプレイベント「あったかハート交流会」〜ともに手をとりあって〜が11月5日(土)総合福祉会館5階ホールで行われた。

「障害者週間キャンペーン」

12月3〜9日の障害者週間に合わせて障害者週間YOKOSUKAが行われる。
●ポスター展示、作業所物品販売
日時▽11月28日(月)〜12月4日(日)10時〜20時
場所▽ショッパーズプラザ横須賀2階
●センターステージによる活動発表
日時▽12月4日(日)11時〜13時30分
場所▽ショッパーズプラザ横須賀2階特設ステージ

「第7回ボランティアフェスタ」出演者募集のお知らせ

 昨年度中止となった「ボランティアフェスタ」ですが、『出会いふれあい助け合い』のキャッチフレーズのもと本年度は実施します。そのための参加・出演者を募集します。

日時▽平成24年3月10日(土)10時30分〜15時30分
場所▽総合福祉会館5階ホール
募集項目▽@ステージ発表Aミニコーナーでの発表B展示物でのグループ紹介C製作品の販売D飲食物の販売
応募締切▽12月12日(月)
※参加者多数の場合は調整させていただくことがあります。

  ボランティアセンタ-からのお知らせ
  *申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで
ボランティア情報

募集団体◇メロディー
内 容▽お楽しみ会の手伝い
日 時▽12月25日(日) 9時45分〜14時
場 所▽総合福祉会館
◆メロディーはダウン症児のグループです。

ボランティアセンターからのお知らせ


◆◇ボランティア登録の更新手続きについて

二年に一度の登録更新確認手続きが始まります。

○ボランティアグループの登録更新方法○
今年度の登録更新は、ボランティアセンター窓口での受け付けとなります。
「登録更新確認のお願い」をよくお読みいただき、必要書類をご持参のうえ、窓口までお越しください。

○個人ボランティアの登録更新方法○
「登録更新確認のお願い」をよくお読みいただき、同封の登録更新書に必要事項を記入し、返信用封筒に切手貼り付けのうえ、ご返送ください。


学校体育館で宿泊体験〜寒さ(さむさ)を体感〜災害時に備えて



 地震災害が起きると、多くの人たちは「震災時避難所」へ避難することになります。
現在、横須賀市が指定している震災時避難所は学校の体育館です。
今回は、平作小学校にご協力いただき、体育館で夜を明かす体験を行い避難所での生活を考えます。

【交流・宿泊コース】
内容▽さまざまな人たちがひとつの場所に避難し、宿泊体験をします。
日時▽1月14日(土)17時から15日(日)8時まで
集合場所▽平作小学校

【外国人支援・宿泊コース】
内容▽災害時に外国人が直面する課題について学び、理解を深めます。
日時▽1月14日(土)14時から15日(日)10時まで
集合場所▽池上コミュニティセンター
【交流・宿泊コース】のお申込みは、電話、FAX、Eメールでボランティアセンターまで。
【外国人支援・宿泊コース】のお申込みは直接NPO法人横須賀国際交流協会(電話046-827-2166)まで。

主催・横須賀災害ネットワーク、NPO法人横須賀国際交流協会、横須賀市

☆共通事項☆
場所▼平作小学校
対象▼防災や災害活動に関心のある人で、健康上、体育館での宿泊に問題のない小学生以上(中学生までは保護者の同意が必要)の方
参加費▼500円(保険・食事代として)
定員▼各30人(先着順)
持ち物▼食器、防寒用の毛布、寝袋(寒さ対策に必要なもの)、など

FUPPYのひとりごと 「おはし入れ」  第8弾 バロン花見の華麗なる作品
「おはし入れ」
 少し前まではペットボトルのふたを集めてワクチンにするといった収集運動が盛んでした。 今回はそのペットボトルのふたと口の部分を再利用し、素敵なおはし入れを作りました。 アイデアひとつでさまざまな形に大変身。 みなさんもひとつ作って、MYはしを携帯しませんか。エコ活動の最先端をいくかも!?しれません。
お知らせ ボランティア登録数(10/31現在)
☆個人・・・・・・・・・・132
☆団体・・・・・・・・・・122

ボランティア・講座への参加の申し込み
ボランティア・講座への参加の申し込み、問い合せは次の方法でお願いします
電話 046-821-1303  FAX 046-824-8110
Eメール shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
※申し込み先が別途記載されている場合は、そちらへ直接お申し込みください。

編集後記
編集後記 のシンボル画像  ○…阪神・淡路大震災の被災者として恩返しの気持ちもあったし、何よりも被災地とのギャップを埋めたかったー。神戸に住む知人は、そんな思いで東北の被災地に1週間づつ2回入った。寝袋を持ち込んで避難所で寝泊りしながら、ヘルパーの資格を生かしての高齢者の生活の手助けと、子供への絵本の読み聞かせなどをしてきた。しかし、実際には被災者の言葉を受け止めることがより大切な役目だと思ったという。
○…とはいうものの、結局は1週間で帰っていく人間であり、所詮傍観者でしかあり得ない。被災者達とのギャップは埋まるどころか、もどかしさが募るばかりだ。それでも、また来てください、と言われるのが嬉しい。子供達に絵本のおねえさん(実際はおばさん)と呼ばれるのも嬉しい。12月に3回目の気仙沼入りをする。でっかいリュックにクリスマスの絵本をたくさん詰め込んで。(T・Y)
     
(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター
(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110
E-mail: shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
 

ニュース一覧に戻る
ボ ランティアセンター表紙に戻る