ボランティアニュース(155号) (平成22年8月号) |
三浦半島ならではの海あり山ありの神奈川県立観音崎公園。公園内にはおすすめの散策場所がいくつかあります。この写真は今夏開催したふれあいキャンプで行ったウォークラリー中の写真です。 ふれあいキャンプの当日の模様は2・3面に掲載しています。 |
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〜高校生が体験した暑い夏〜 はまゆうキャンプ | |||||||||||||||||
今年で34回目を迎えたはまゆうキャンプ。
7月21日〜23日、7月28日〜30日、計14施設に計106名の高校生が参加した。
身近な活動を通して、ボランティアとは何か、気づき、やさしさへとつながるボランティアの第一歩を目指しています。
そのうちの一つ、東京湾を一望できる特別養護老人ホーム「シャローム」(市内走水)では7人の高校生が、お年寄り達の話し相手になったり、一緒にゲームを楽しむなどの体験をした。参加した高校生、施設長に話を聞いた。 ▽奥山凌さん(三浦学苑高3年) 「ありがとう」という感謝の言葉をたくさん耳にして、この言葉の大切さを知った。 ▽ささ部彩菜さん(湘南学院高3年) 暗いところかと思っていたがそうではなかった。たくさん笑えてよかった。祖父母の介護をしてあげたいと思う。 ▽藤沢真央さん(湘南学院高1年) 3日間続くか不安だったが、老人の笑顔に元気をもらえて、こちらも笑顔で過ごすことができた。 ▽山田欽也施設長 お年寄りたちも若い人と触れ合うことを喜んでいる。この施設にもふれあいキャンプ体験者がいる。これが福祉の道に進むきっかけになればうれしい。
ふれキャンなしでは夏は来ない!!
ふれあいキャンプ
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知的な障害のある小学3年生から高校3年生までの子供たちが保護者のもとを離れボランティアとの遊びや宿泊を通して自立性や社会性を養い、保護者には心身のリフレッシュを図ってもらう目的の“ふれあいキャンプ”が、7月31日(土)〜8月1日(日)に鴨居コミュニティセンターで開かれた。
今年で33回目。
イベントの企画・運営は学生を中心とした19名の実行委員会が担当。食事つくりやレクリエーションなどには約100名のボランティアが参加した。
一日目はウォークラリーや体育館でのレクリエーション、二日目はフォトフレーム作りなど一泊二日のキャンプを楽しんだ。
催しに参加したボランティアの人たちに感想を聞いた。
▽永井恵美さん(実行委員長 大学4年生) 高校3年のときが初参加で今年が4回目、大勢の人に助けられ企画を進めてきた。 子供たちひとりひとりを見つめてそれぞれの興味を引き出すことが大切で、 自分のこれからの勉強にも大変役に立った。 ▽野田雅美さん(岩戸養護学校教師) 自分自身このような活動を起こしたいと思っていたので参加した。若い人たちの活躍がすばらしい。 子供たちを理解できる人を増やすには、肌で感じてもらうのが一番。ぜひ多くの人に参加してほしい。
〜楽しく参加しました〜
ボランティア体験
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夏恒例のボランティア体験。18のプログラムを小学生から大人までの150名強がそれぞれの活動を体験した。
多くのプログラムの中で「魅惑のフラダンス」「かわいいストラップづくり」に参加した人たち、
グループ代表者から話を聞いた。 |
アヌヘアレフアはフラダンスを楽しみながら施設などを訪問しているグループ。 ボランティア体験には親子づれで10人が参加、2時間の練習に汗を流した。介護の仕事をしている守屋さんは「見たことはあるが自分が踊るのは初めて。知らないことを体験したかった。 このようなボランティアがあると知って驚いた。役に立った」と話した。 グループ代表の井上さんは「好きなフラダンスを老人ホームで大人も子供も一緒に踊る。お年寄りに喜ばれる。パワーを与える。感動もある。こんなボランティアもあると知ってもらえれば嬉しい」と語った。 ハンドニットの会の指導による「かわいいストラップ作り」講習会は子供対象に行われた。 組み紐や毛糸を小さな帯状に編み、きらきら光る星や花などを取り付けてストラップに作り上げる。男の子の一人は「最初は難しかったが、やっているうちに少しずつ出来るようになった、もっとやりたい」。女の子は「完成するかどうか分らないが、最後までやりたい」と話した。 講師の渡辺さんは「普段は大人に編み物や手芸を教えている、子供達に教える時は準備が大変だが、楽しそうにやっている姿を見ると、自分も楽しくなる」と語っていた。
我がまち・地区ボラ6
『困った時の生活支援』
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上町第2地区ボランティアセンター
上町3丁目の不入斗橋のバス停から徒歩1分、三崎街道に面したところにあるのが上町第二地区ボランティアセンター。設立は平成10年、今年で13年目になる。運営委員会9名と8名のコーディネーターで運営され、開所日は月曜日、木曜日の10時から15時まで。活動の範囲は佐野、不入斗、富士見町、汐見台、上町などを中心に広範囲にわたる。
この周辺は山坂が多く、住民の31%の4900人が65歳以上で、横須賀市で一番高齢者の割合が多い地域。そのため活動の中心は高齢者のゴミ出し、掃除、洗濯、通院介助、薬の受け取りなど「困った時の生活支援」が中心。50名のボランティアが五つの地域ブロック、活動内容ごとに登録し、ご近所の支援依頼に応えている。ほかには点訳奉仕、手話講座、パソコン指導などもしている。
センター所長の鈴木功さんは「生活支援は同じ地域の人でないと対応できないところがあります。
ご近所同士が助け合い、ありがとうの言葉を掛け合うのが一番嬉しい事です」と話した。
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ボランティア連絡協議会から |
横須賀市ボランティア連絡協議会「総会」 |
5月22日(土)、総合福祉会館にて会員・役員含め約60名が出席し、総会が開催されました。長田会長の挨拶の後、ボランティアセンター岩間所長の挨拶がありました。議長のもと、平成21年度の活動報告、会計報告等があり、その後、会則の改定、役員の改選と続き、拍手で承認され、新体制が発足しました。 新役員紹介(三役のみ) ・会長 佐藤 昌久 ・副会長 石川 和子 ・副会長 柴崎 貞男 ・副会長 小峯 洋子 ・会計 廣政 義明 ・会計 月永 勉 ・書記 2名 ・幹事 13名 計21名 第2回ボランティア学習会 8月7日(土)、総合福祉会館にて「ボランティア活動の現状についてトコトン語ろう甲斐」をテーマにパネル討論会を行いました。 パネラー3名とコーディネーター1名により、それぞれが抱えている問題点、悩みなどの意見が活発に交わされ、充実した討論会となりました。 「ボランティア連絡協議会 創立30周年記念のつどい」のご案内 日時:10月23日(土)10時〜 場所:総合福祉会館 5階ホール 内容:記念式典、記念講演会、懇親会(参加費2000円) 詳細はチラシでご案内いたします。 ボランティアセンタ-からのお知らせ |
*申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで ボランティア情報 |
募集団体◇メロディー @内容・外出介助 日時・9月26日(日) 9時30分〜16時 場所・横浜山下公園 A内容・外出介助&手伝い 日時・10月24日(日) 9時15時〜16時30分 場所・ソレイユの丘 ◆メロディーはダウン症児のグループです。雨天時は場所の変更があります。 募集団体◇アクション 内容・外出介助 日時・9月12日(日) 9時50分〜16時30分 場所・ドラえもん博物館 ◆アクションは知的な障害のある方のグループです。 募集団体◇サークルかえる 内容・付添い&手伝い 日時・9月12日(日)9時15分〜15時30分 場所・総合福祉会館 ◆サークルかえるは知的な障害のある方のグループです。毎月第2日曜日に活動しています。 9月は革細工作りを行います。 募集団体◇横須賀市肢体不自由児者運動会実行委員会 内容・運動会の手伝い 日時・10月3日(日)9時30分〜16時 場所・神奈川県立保健福祉大学体育館 ◆肢体不自由児者運動会は、体を動かす機会の少ない肢体不自由の方が、ボランティアとともに秋の一日を楽しく過ごす毎年恒例のイベントです。 募集団体◇ふれあい運動会実行委員会 内容・運動会の手伝い 日時・10月10日(日)8時30分〜17時 場所・諏訪小学校 ◆ふれあい運動会は、知的な障害のある方と地域との交流を図り楽しんで過ごすイベントです。雨天順延。 ボランティアセンターからのお知らせ |
◆◇貸出棚後期受付開始 |
貸出棚の後期申込みを受け付けます。 後期貸出期間は10月1日(金)〜3月31日(木)まで、受付期間は9月1日(水)〜10日(金)までとなります。 ※応募要項は窓口で配布します。予定数を超えた場合は抽選になります。 イベントのお知らせ 第14回いちばん星 チャリティフェア ◇日時:9月12日(日)10時〜15時
学習の秋、講座に参加してみませんか?
『みんなの講座』 〜秋のスキルアッププロジェクト〜 |
@お父さんの食育プロジェクト(実費要) |
◇日時・9月24日(金) 13時30分〜16時 A障害者との交流イベント ◆事前学習会 ◇日時・10月1日(金) 14時〜15時 ◆交流イベント運動会いずれか ◇日時・10月3日(日) 9時30分〜16時 10月10日(日) 8時30分〜17時 B災害時に活動できるボランティア 全2回(参加費要) ◇日時・10月9・16日(土) 10時〜16時 C聴き上手のコツ ◇日時未定(10月下旬予定) D障害者へのパソコン支援 全2回 ◇日時・11月6・13日(土) 13時30分〜16時 ●参加者対象の振り返りの会 ◎日時・11月19日(金) 14時〜15時 ※講座は全部で5講座、ご自由にお選びください。 場所は各講座で異なります。
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FUPPYのひとりごと
第3弾バロン花見の華麗なる作品
ハンガーアート
クリーニングに出すとついてくる針金のハンガー、簡単に捨てていませんか。 実はこのハンガーいろいろと再利用できること、ご存知でしたか。 今回の作品はハンガーを利用してメッセージ掛けを作りました。 ボランティアセンターではウェルカムボードとして使っています。 みなさんも良いアイデアがありましたら、写真と作り方を書いてボランティアセンターまでご投稿ください。もちろん、ハンガー以外の再利用作品もお待ちしています。
ボランティア登録数(7/31現在) |
☆個人・・・・・・・・・・128 |
☆団体・・・・・・・・・・113 5〜7月までの報告 ○V活動希望相談数・・・・104 ○V依頼相談数・・・・・・・・ 78 ○その他の相談数・・・・・・ 54 ○寄付件数・・・・・・・・・・・・ 3 |
ボランティア・講座への参加の申し込み ボランティア・講座への参加の申し込み、問い合せは次の方法でお願いします 電話 046-821-1303 FAX 046-824-8110 Eメール shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp ※申し込み先が別途記載されている場合は、そちらへ直接お申し込みください。 |
編集後記 |
今年の夏は非常に暑かった。各地で猛暑日を観測している。
それに伴い、熱中症にかかっている人も少なくない。思い過ごしかもしれないが、
年々暑くなっているようにも感じる。 さらに年数を重ねれば、いずれ人が住めないほどの気温上昇も否めないと思われる。 しかし、暑くしてきたのは我々人間の方ではないか。 時の流れとともに便利な物が開発されていく一方で、失われていくものも多い。 昨今、言われている「エコ」活動を大切にし、出来る限り自然の状態を保つべきだ。(S.H) |
(通称:よこすかボランティアセンター) 〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110 E-mail: shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp |