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ボランティアニュース(149号) (平成21年2月号) |
備えあれば憂いなし!![]() |
阪神大災害から14年、災害は予期せぬ時に襲ってくる。 災害が起こると多くの人たちは応急避難所へ避難することになるが、現在横須賀市が 指定している応急避難所の多くは学校の体育館だ。今年も横須賀災害ボランティアネット ワーク主催の「学校の体育館で一夜を明かす避難所宿泊体験」講座が1月17日(土)〜18日(日) に市立豊島小学校体育館で開かれ50名が参加、そのうち35名の人が宿泊体験をした。 宿泊体験のプログラムは避難所での非常食体験から始まり、ボランティアが配るカレーと ご飯や味噌汁で参加者一同が体を温めた。 食後は、財団法人柏崎地域国際化協会事務局長の清水由美子氏が講演。 災害は瞬時に襲ってくることを柏崎の体験を交えての話の後、「あなたならどうします」 と避難所での生活行動で考えさせられるいろいろなテーマを質問形式で問いかけ、参加者で 考えた。 また、最初に受けた救助はレスキューやボランティアではなく近所の人たちからだった ことを上げ、「近所の付き合いが安全を保つ一番の防災」と、最近近隣との付き合いの 少なくなった都市型防災の弱点を指摘した。 ![]() 体験コーナーでは赤十字防災ボランティア、ボーイスカウトの皆さんの指導で、災害時や 避難所で役立つ救急法やロープワークの実習をした。また県立保健福祉大学の学生さんたち による寒さを吹き飛ばすレクリエーションでは、大勢の子供たちが指導を受けた。 午後10時には消灯、各自がそれぞれに確保した場所で持参の寝具に入って就寝、 寒中の宿泊体験をした。 ![]() ![]() 避難所ではそこで生活していくためのいろいろな情報が毎日掲示される。災害多言語支援 センターの人たちは、これらの情報をいろいろな言葉で外国人の被災者やボランティアに 伝える活動をしている。 今回は、フィリピン、中国、ブラジルなどの人たちも参加して宿泊体験に合わせて 災害時のシミュレーションを行った。 ![]() 親子で参加した高橋恒成さんと小学三年生の聖奈さんは「子供が学校からプリントを 持ってきて、ぜひ参加してみたいといいました。上町に住んでいるのでいざという時には この会場に避難することになると思う。親としても良い経験になるだろうと思い一緒に 参加しました」、「地震などの災害が起こったとき避難所に来れば助かるし、ここでの 生活が一番大変かなと思って経験したかった」と語った。 また二人のお子さんと参加した西山マリアさんは「フィリピンでは地震は少ないし、 近所か親類に避難します。日本に来て小さな地震にあったが、もしそれがひどくなったら どうしたらよいのか、どこへ行ったらよいのか分からない。勉強して覚えたい。また子供 に教えたい。寒いけど勉強になった。これからもいろいろなことに参加したい」と話していた。 |
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Yブリッジ |
![]() ![]() 会員は代表土屋恵美子さん以下13名、毎週水曜日に総合福祉会館で活動しています。 メンバーの木谷由紀子さんにお話しを聞きました。 Q. “Yブリッジ”の意味は? A. Yは横須賀の頭文字です。 日本語を通じて出会った生徒さんの国々 と私たちの住む横須賀との架け橋に…という思いを込めたグループです。 Q. 生徒さんはどういう人ですか。 A. 中国、韓国、タイ、アメリカ、フィリピン、ペルーなど約20人です。 日本人男性と結婚している外国人妻が多いです。 Q. カリキュラムを教えて下さい。 A. 理解度に応じて4クラスあり、平均5年で2冊のテキストを終了し、 日本語で働けるようになることを目指しています |
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開催日:4月10日 5月8日 6月12日 7月10日 9月11日 10月9日 11月13日 12月11日
平成22年 2月12日 3月12日 ※8月、1月はお休みさせていただきます。 時 間:午前の部 10:00〜11:30 午後の部 13:00〜14:30 場 所:市立総合福祉会館5階視聴覚研修室 (10月は市立総合福祉会館7階第1音楽室) 対 象:0歳〜6歳児(未就学児)を子育て中の親子 内 容:布おもちゃを通じて子育て中の親子の交流を深める。多くの方のご参加 お待ちしています。 布おもちゃ新作が出来ましたので、紹介します。 左から『青おにのまとあて』『アンパンマンのまとあて』『さかなつり(北の海、南の海)』です。 ![]() |
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よこすかボランティアセンターでは年4回(5月、8月、11月、2月)、さまざまなところで
活躍している個人やグループ活動の紹介、講座の案内などのボランティア情報を掲載する
『よこすかボランティアニュース』を発行しています。 文章を書くのが好きな方、パソコンが得意な方、人と話すのが好きな方、フットワークの 軽い方、どなたでもお気軽にご参加ください。 編集会議の見学も可能です。レポーターは、取材や編集会議のため月2回程度活動が あります。 *『よこすかボランティアニュース』は、行政センターや役所屋、コミュニティセンター などにも置いてあります。 |
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今年もカレンダーの寄付をいただきました。今年で3年目ということもあって、
昨年度末から「まだ着いていないの」などの問い合わせも多数あり、皆さん喜んで
手にとっておられました。 <ご寄付いただいた企業> 株式会社東芝社会貢献室、株式会社NTTドコモR&Dセンタ 移動機開発部(敬称略、順不同) ![]() |
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日時 3月7日(土)13時〜16時(開場は12時30分) 場所 総合福祉会館5階ホールほか 内容 ボランティアグループ等が日ごろの活動を舞台発表と展示発表します。また、 作業所製作品の展示、販売やサウンドテーブルテニスの体験コーナーもあります。この 機会にご一緒に楽しみ、体験してみませんか。入場自由。出演団体やプログラムなどは、 チラシをご覧ください。 主催 横須賀市ボランティア連絡協議会 問合せ よこすかボランティアセンター |
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![]() ○時間:午前10時〜正午 ○場所:総合福祉会館 4階 ボランティアセンター第1活動室 ※電池で動くおもちゃをお持ちの際は、新しい電池をお持ちください。 ※修理代は無料です。部品交換の場合は実費負担をお願いします。 6月7日は「やさしさ広がれ」ふれあいフェスティバル中に開院します。 |
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いつも、ボランティアニュースを愛読いただき、ありがとうございます。平成21年度から
発行月・発行回数の変更がありますのでお知らせします。 20年度まで→年6回 (偶数月) 21年度から→年4回 (5月、8月、11月、2月)となります。今後ともボランティアニュース へのご協力をお願いします。 |
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貸出棚の前期申し込みを受け付けます。前期貸し出し期間は4月1日〜9月30日までです。 受付期間=3月2日(月)〜3月13日(金) ※応募要項は窓口で配布します。予定数を超えた場合は抽選になります。 |
![]() *申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで |
募集団体◇らぽにー◇ 内容・発達障害のお子さんとその兄弟の遊び相手 日時・@3月8日(日)10〜14時 A3月31日(火)10〜14時 B4月12日(日)10〜13時 C4月25日(土)13〜16時 場所・総合福祉会館内 4〜12歳までの発達障害のお子さんとそのご兄弟のグループです。活動時間は時間内で あればボランティアの都合で可。 募集団体◇米海軍横須賀基地MWR◇ 内容・さくら祭りのお手伝い 日時・4月5日(日)7時30分〜18時00分 場所・ベース内、当日はベース開放日です。 18歳以上で体力に自信のある方、免許証、顔写真付き住民基本台帳カード、 パスポートのいずれか1点が必要、フードコーナー、当日の運営のお手伝いなど |
募集団体◇サークルかえる◇ 内容・月一回さまざまな活動をしています。3月は革細工教室、4月は一泊旅行を予定 募集団体◇アクション◇ 内容・毎月第2日曜日、公共の交通機関を利用して外出しています ともに知的な障害のある方たちのグループです。 |
★ふれあいフェスティバル!!ボランティア場集★ 内容・会場案内、売り子係など 日時・6月7日(日)9時〜16時 場所・総合福祉会館内 申込みは5月1日(金)まで |
ボランティア相談Q&A Q.ボランティアってなんですか。 A.テレビや雑誌を見て、自分で何かできることがあればと心うごかされた ことありませんか?町を歩いているときに何か気づいたことありませんか? そんなとき、自分から何かしたいと思い、行動することがボランティアです。 ただ、ボランティアは自分勝手に行うものではなく、必要としていることに対して 自分の時間と体を使って行うものです。 もちろん、人にだけでなく、地球に生きているすべてのものが対象になります。 Q.どんなボランティアがありますか? A.高齢者や障害のある方のお手伝いや特技を生かした施設訪問などがあります。 ボランティア情報を元にボランティアに参加するのも良いですが、大切なのは気づいたときに 自分で何ができるかを考えること。 そこからボランティアが始まります。 今号はボランティアセンターに多く寄せられる相談のQ&Aを掲載しました。 他にも質問や相談があればいつでもどうぞ!! |
ボランティア・講座への参加の申し込み ボランティア・講座への参加の申し込み、問い合せは次の方法でお願いします 電話 046-821-1303 FAX 046-824-8110 Eメール shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp ※申し込み先が別途記載されている場合は、そちらへ直接お申し込みください。 |
はないちもんめ |
![]() 私も子育ての頃は、ラッキョウ、いちごジャム、梅酒、梅干しと、それぞれ出盛りの時期 になると、年中行事のようにせっせと作った。ラッキョウのひげを取ったり、梅を一つ一つ 丁寧にふいたり、赤じそを洗ったり、どれも面倒だったが、添加物のない素材だけの味に、 子供達も喜んで食べた。何より安価で豊富に食卓にあがるのが、うれしかった。 暇な今こそ、手作りに腕を振るえば良いのだが、小食の夫と二人きりを理由に、ますます 台所に立つ時間は短縮している。近頃は、周りの人達から食べ物ばかりでなく、小物や袋物の 手作り品をいくつもいただく。作り手の真心も一緒に頂戴して本当にうれしい。 玄関や机に並べられた小物と、所せましとつるされたお気に入りの袋物を眺めて、 手作り品のあったかさに、再び触れている。 |
編集後記 |
![]() ○…今号の一面にもあるが、毎年、この時期になると小学校の体育館を使って「避難所を 体験する」という寒冷期の耐寒訓練が行われている。三浦半島は関東大震災以降、避難を しなければならない比較的大きな災害には見舞われていない。いつ災害が起こるか分から ないが、「備えあれば憂いなし」という言葉を改めて受け止めたい。 (S・H)
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(通称:よこすかボランティアセンター) 〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110 E-mail:shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp |