横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター ロゴ

ボランティアニュース(147号) (平成20年10月号)

ご存知ですか 障害者週間
障害者週間街頭キャンペーン  障害者週間とは・・・
 12月3日の「国際障害者デー」から12月9日の「障害者の日」の1週間が 「障害者週間」です。障害者基本法にも定められている週間で、国民の間に広く障害者福祉 への関心と理解を深めることや、障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野に 積極的に参加する意欲を高めることを目的としており、この期間を中心に、国、地方公共団体、 その他関係団体等で、意識啓発に係わるさまざまな取り組みがなされます。
 横須賀市内でも、「ともしび運動」の一環として、障害者への理解促進、障害者の 自立と社会参加の推進を目的に、障害者団体、地域作業所、ボランティア、市、 市社協が協働し、駅や商店街等で「障害者週間」街頭キャンペーンが展開されます。 ボランティアも募集しておりますので、この機会にぜひ皆さんも参加してみませんか。
ともしび運動シンボルマーク ともしび運動とは・・・
 すべての人がお互いに理解しあい、手をたずさえて歩むことができる「ともに生きる福祉社会 づくり」を目指す神奈川県内における運動。昭和51年に提唱され、今年度で32年目を迎えました。
▼障害者週間街頭キャンペーン ボランティア募集
日時 @12月4日(木) A12月9日(火) 時間はいずれも13時30分〜15時00分
場所 @横須賀中央駅 A京急久里浜駅
内容 障害のある方とボランティアが協力して、駅前や商店街等で啓発物品やリーフレットを配布
応募 希望者は、11月25日(火)までに、電話でよこすかボランティアセンターへ
その他 (1)配布用作品の寄付も随時募集しています。
 (2)11月27日(木)に行う配布物品の仕分作業のボランティアも募集しています。
お知らせ
●ボランティア講演会
日時 11月29日(土)13時30分〜15時30分
場所 市立総合福祉会館5階ホール
テーマ 「ボランティアってなに?」〜私にできること〜
講師 聖ヨゼフ病院訪問診療部長 武谷 広子 さん
定員 300人
参加費 なし
応募 希望者は、11月20日(木)までに、電話でよこすかボランティアセンターへ
主催 横須賀市ボランティア連絡協議会
●第20回横須賀三浦地区ふれあい広場
 11月8日(土)午前10時から午後2時まで、横須賀市立総合福祉会館の5階から7階を 会場として、「第20回横須賀三浦地区ふれあい広場」を行います。
 この催しは、横須賀三浦地区の障害を持つ方と来場される方との交流を目的としたイベントです。 社会福祉施設等の模擬店やパソコン写真、ゲームコーナー等の各種アトラクション、ステージ イベントなど盛りだくさんの内容です。第20回の今回は、同会場にて、養護学校の作品展示が 行われます。京急汐入駅・JR横須賀駅下車徒歩5分です。ぜひ、来場ください。なお、駐車場 には限りがありますので、車での来場は遠慮ください。
問合せ先 県立三浦しらとり園内 ふれあい広場実行委員会事務局 担当 高橋 昭彦 TEL046 (848) 5255(代表)

新しい出会い
 新しいつながり
大きな秋の空の下で 実りの秋

夏だ わいわいはじけろ ふれあいキャンプ

ふれあいキャンプ全体集合写真 海岸にて みんなでダンス  ふれあいキャンプは、知的な障害のある小学3年生から高校3年生までの子どもたちが 保護者を離れて、ボランティアと遊んだり、一緒に泊まりながら、日常生活にはない 体験を通じて自立心や社会性を養うことを目的としています。また、子どもたちと  ボランティアが交流することで、障害に関する理解を促すことも目的としています。
 企画・運営した実行委員の思いを記しました。
 ふれあいキャンプ実行委員は高校生、短大生、専門学生、大学生から募りました。
 今年度は23名で構成されました。
<実行委員の所属校>
県立保健福祉大学、関東学院大学、鶴見短期大学、県立津久井浜高校、県立横須賀明光高校、 市立横須賀総合高校、湘南学院高校
会議風景
準備段階
 何度も会議をしたり、会議以外の日も集まって話し合いをしたりと準備は大変でしたが、 企画していく中で色々な人の意見を聞くことができ、また様々な視点に気づくことが できました。さらに、人の考えを受け入れること、自分の考えを出すことの大切さなども学び、 会議を重ねていく度に私たちの結束力・絆は深まっていきました。そして最高の状態で 当日を迎えました。
ローソク
キャンプ当日(8月9日〜10日)
 当日は子どもたちの楽しそうな顔を見ることができ、その笑顔を見て頑張ろうと思った と共に、一緒に楽しい思い出を作りたいと思いました。参加してくださったボランティアの 皆さんもとても素敵な方ばかりで、子どもたちにとっても私たち自身にとっても楽しい キャンプとなりました。最後の別れの時の皆の笑顔はキャンプの成功を物語っていた のではないでしょうか。 笑顔
全体を通して
みんなでスイカ割り  ふれあいキャンプを通じて私たちは多くのことを学びました。幅広い年齢層の仲間と 意見を交わし、様々な視点から考えることで、それぞれの個性が生かされたいい企画が できました。また、つながりや絆を築くこと、他人のために頑張ることの難しさと、 その素晴らしさに気づくことができ、人と人との関わりの大切さを学びました。それぞれの 学生生活がある中での企画は正直大変なところもありましたが、仲間や周りの支えから 人の温かみを感じ、頑張ろうと思いました。不安なこともたくさんありましたが皆で協力し 努力することで想像以上の力が生まれ、大きな達成感を得ることができました。このような 学びや気づきから、責任感を今まで以上に持つようになったり、考えが広がったりと、 それぞれが自分の成長を感じました。さらに障害を持つことによって言葉で意思疎通が できなくても、きちんと向き合えば理解し合えるというような点においても成長が 見られました。
 企画から当日まで本当に多くの触れ合い、充実した日々を送ることができました。 ここで得られものはこれからの私たちにとって大きな糧になるでしょう。この経験を これからも大切にしていきたいと思います。

話し合い 実行委員長の言葉 兵頭 翠生
 私は委員長を経験したことで本当に多くのことを学ばせていただきました。全体で 反省、課題は残りましたが、来年に繋げていき、より良いふれあいキャンプを作るための 材料になればと思います。キャンプは携わった全ての人によって作られ、とても素晴らしい ものになりました。携わった全てのみなさまに心から感謝申し上げます。本当に ありがとうございました。記事を読んで興味を持った学生がいたら実行委員として ぜひ参加してください。きっと充実した一夏が送れると思います。
楽しい食事風景
<最年少感想>(高校1年生) 氏家 麻里
 私は最年少として参加をしたため、「こんな私が子供の相手を出来るだろうか」と言う 不安が沢山ありました。実行委員との絆が出来たものの最後の最後まで不安は消えない まま、本番のふれあいキャンプが来ました。体育館で子供たちが来るのを待っていた のですが、皆楽しみにしてましたみたいな笑顔で入って来てくれて不安なんて 吹っ飛びました。
旗を掲げて
<最年長の感想>(大学4年生) 松田 愛美
 「今回で実行委員卒業となるので、有終の美を飾れるようなふれキャンにしたい。」 これが私の目標でした。実習や就活をやりながらの実行委員会は、正直辛い時も ありましたが、みんなで一つのものを作る過程は楽しかったし、他のメンバーから たくさんの刺激や元気をもらえました。やって良かったと心から思います。そして今、 どんな形であれまた関わっていきたい、そう思います。
旗を掲げて 2
<最年長の感想>(大学4年生) 山下 竜也
 私は23年間ボランティアや障害を持つ方との交流がありませんでした。大学でふれキャン を知り「学生のうちに一度くらい」という軽い気持ちで参加しました。しかし周りの熱意に 触れ、成功させたいと強く思うようになり、終った時の達成感と事故なく終えられた 安堵感は忘れられません。ふれキャンがなければふれあうことがない仲間と出会うことが できました。この経験は社会人になってからではできません。私は多くの方にふれキャン を知ってもらい興味を持ってもらえたなら是非参加してほしいと思います。
しゃれ べん かい
洒落弁会(漢字)
よこすかボランティアセンター 登録グループ 活動 いろいろ 洒落弁会の皆さん  グループホームや福祉施設などに食事の提供を中心に活動しているボランティアグループ。 市民病院の職員で病院食を作っている増渕信さん(グループ代表)が中心となって平成3年から 活動を始めた。メンバーは90名。
 増渕さんは「食事の提供以外に地元の食材を使った料理勉強会、会員の新年顔合わせツアー (イチゴ狩り)、アジアからの研修生との交流など、いろいろやっています。メンバーの輪が 広がり楽しいグループです。」と言っている。
 取材した日は油壺のグループホーム「みずき」のお年寄りのために、にぎり寿司、かきたま汁、 果物たっぷりのあんみつが提供され皆さんおいそうに食べていた。
お知らせ 第33回 横須賀三浦地区障害児者文化事業
            ふれあい作品展
日時 11月8日(土)〜11日(火)10時〜20時(最終日は19時まで)
@場所 ショッパーズプラザ 2階センターモール (京急汐入駅またはJR横須賀駅下車 徒歩5分)
内容 学校や作業所、施設などで製作した作品等の販売。
A場所 横須賀市立総合福祉会館 6階 (京急汐入駅またはJR横須賀駅下車 徒歩10分)
内容 学校の生徒による作品等の展示。
問い合わせ先 海風学園 サポートセンターかいふう内 ふれあい作品展実行委員会事務局  担当 熊谷・山崎 電話:046(835)1362
ボランティア募集
    *申し込み・問い合わせは、ボランティアセンターまで
募集団体◇アクション◇
 @日時:11月9日(日)9時45分〜16時30分
 場所:羽田空港
 内容:外出介助
 A日時:12月7日(日)7時〜20時
 場所:ディズニーランド
 内容:外出介助
 備考:参加費として2000円が必要。昼食代自己負担。
 知的な障害のあるお子さんのグループです。

募集団体◇ふれあい広場運営委員会◇
 日時:11月8日(土)9時〜16時
 場所:総合福祉会館内
 内容:出店、ブースなどでのお手伝い
 横須賀・三浦地区の知的障害者の施設が主体で開催している交流のイベントです。

募集団体◇メロディー◇
 日時:11月23日(日)9時45分〜16時
 場所:みかん狩り(津久井浜予定)
 内容:外出介助
 ダウン症のお子さんのグループです。

募集団体◇YMCAコミュニティサポート◇
 日時:12月13日(土)13時〜15時
 場所:総合福祉会館内
 内容:保育
 イベント「ココロを軽く!楽しい子育てライフの秘訣教えます〜 ひとりじゃないよ。ママ友のWA〜」での講演時の際の保育です。
 対象児童は乳児から未就学児までです。

募集団体◇こども健康課◇
 日時:12月20日(土)9時〜12時30分
 場所:ウェルシティ市民プラザ市民ホール
 内容:保育
 ツインズ(双子、三つ子ちゃんの会)全大会での保育です。
 対象児童は乳児から未就学児までです。


ボランティア・講座への参加の申し込み
ボランティア・講座への参加の申し込み、問い合せは次の方法でお願いします
電話 046-821-1303  FAX 046-824-8110
Eメール shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
※申し込み先が別途記載されている場合は、そちらへ直接お申し込みください。


     
はないちもんめ
はないちもんめ のシンボル画像  真夏日が続いた九月初め、母親と歩いている男の子が、いきなり飛び込んできたセミの声に 「ママ、セミがおいしいよ、おいしいよって鳴いている」と、前方の大きな木を見上げた。 私も足を止め、男の子と一緒に声のする木に目をやった。なんと「おいしいよ」と聞こえた。 今まで「おーしんつく」と聞き覚えていたので、なるほどと思った。
 セミではないが、三年ほど前のカラスのことが浮かんだ。ある午後庭の草取りをしていると、 突然カラスが「はよはよ」と頭上を横切った。夕食の仕度にかかろうと思いながら、腰を 上げられずにいた時だった。それからしばらくたったある朝、いつもより遅く小窓を開けた とたん、「はよはよ」が飛び込んできた。それには本当にびっくりさせられた。2度とも偶然の 出会いとは、いえ、不思議でならなかった。まして相手はカラスである。
 裏山に時たま沢山のカラスが、真っ黒い一団となって空を覆う時がある。姿は見ていないが、 この仲間ではないだろうか。
 真っ黒い大きなずうたいで、ごみをあさっている姿、親しみはわかないけど「はよはよ」と 鳴くこのカラスは、人間臭くて、おせっかいではないだろうか。こっけいなこのカラスを、 一度見てみたいものである。
編集後記
編集後記 のシンボル画像  ○…すべてのものには功と罪がある。火薬しかり、原子力しかり、使われ方によっては、 人類に破滅をもたらすものもある。インターネットも同じで、功と罪をもたらしながら、 しかし既に、今の社会活動はこれなしでは成り立たなくなっている。筆者はブログを2本 書いている。ブログというのは、ネット上に公開する日記みたいなものだが、1本は病人 としての日々の生活について、もう1本は所属する卓球クラブの様子を書いている。
 ○…このブログによって、特に病人としてのブログで、たくさんのうれしいことを もらった。同病の人、そうでない人を含め、新しい出会いがあった。旧知の人との再会もあった。 心の通い合う友もできた。そういう人のつながりが、世界中の人と可能であるところが、 インターネットの大いなる功の部分だろう。どんな形であれ、未知の人と出会い、新しい つながりができるというのは、うれしいことだ。その手段がボランティアであってもいい。 人のため、自分のために何かをしたい。それこそが、意味ある人のつながりを生む。所詮、 人は人とのつながりなくしては生きてはいけないのだから、どうせなら、いい一期一会を たくさんつくりたい。
(Y・T)
     
(福)横須賀市社会福祉協議会ボランティアセンター
(通称:よこすかボランティアセンター)
〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F
Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110
E-mail:shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp
     

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