ボランティアニュース(139号) (平成19年6月号) |
ボランティア講座シニア編受講生も活躍 |
「やさしさ広がれ」ふれあいフェスティバルが 6月3日(日)
市立総合福祉会館で開かれました。 今年はボランティア講座シニア編を受講した人が参加して、 案内係などのボランティア活動を実践しました。そのうちの何人かに、 ボランティアを始めようと思った動機やこの日の体験についての印象 などを聞きました。 |
▽山村弘さん(70代) 以前に特養老人ホームで手伝いをした時に、若い人が一生懸命働いているのを見て、 ボランティア活動に興味を持ち、講座を受けた。さしあたり、運転ボランティアを してみたいと思っている。 ▽前田妙子さん(50代) 社協だよりを見て、自分でしてきたことが少しでも役に立つのなら、 お返しをしたいと思って講座に参加した。自分の周りの生活を崩さない範囲で、 自分に合った活動をお手伝いしていきたい。 ▽星野慶子さん(60代) 車イス生活が長かった母親の面倒を見てきて、いろいろな人にお世話になったので、 少しでもお返しができればと思って講座を受けた。講座では、車イスの扱い方 などで得るところがあった。これからは、母親の介護の経験も生かして、 少しでも不自由な方のお役に立てればと思っている。きょうの案内係の体験も、 とても楽しかった。 ▽坂口明子さん(50代) 自分の現在の仕事が生かせることが出来ればと思って講座を受けた。 人との付き合い方や対応の仕方は承知しているつもりだが、このような催しは 初めてだったので、何回かやるうちに慣れていくと思う。これからも出来る限り ボランティア活動に参加して、勉強していきたい。 ▽林顕一さん(60代) 講座で病院ボランティア手伝いをし、その後グループができたので、 それに参加している。きょうの案内係のボランティアは思ったより気楽にできたので、 来年もやってみたい。 ▽星野正樹さん(50代) 社協だよりを読んで、数年先の退職後に役に立つことをと思って、ボランティアの 勉強を始めた。きょうの体験では、相手の行動を助けるための適切な言葉を かけることがいかに難しいかを知った。これからは、自分にできることを探して、 活動に参加していきたい。 ▽石井雄二郎さん(60代) 昨年3月にリタイアし、1年のリフレッシュ期間が過ぎたので、 家でじっとしているよりはと思って、外に出ることを考えた。既に美術館での イベントや公園の植栽などに参加した。これからも自分のペースに合わせて、 短期の屋外での軽作業をやっていきたいと思っている。 |
ふれあいキャンプ ボランティア募集 |
ふれあいキャンプは、主に知的な障害のある小学校3年生から高校3年生までの
子どもたちが、家族と離れてボランティアとともに遊んだり、泊まりながら
一緒に過ごすことで、自立心を養うことを目的としています。 対象 15歳(高校1年生)以上で「活発に動くことができる元気」と 「子どもたちと優しく接してくれる気持ち」がある方 日にち 8月11日(土)〜12日(日) ※1泊2日、スケジュールは別途通知 場所 鴨居地域自治活動センター 参加費 400円 その他 申し込みの際は、@氏名(フリガナ)、A性別、B年齢、C住所、D電話番号、 E参加回数をお知らせください。 参加に際し、ボランティア行事用保険に加入します。 |
〜企画提案型市民協働モデル事業〜 災害時ボランティアセンターコーディネーター養成講習会受講者募集 |
この講座では、災害被災地の復興の際、ボランティアの力を活かすことのできる
人材育成を目指して、「災害時ボランティアセンター」で調整するために必要な知識や
技術を学びます。 主催 横須賀市地震防災に関する市民協働モデル事業実行委員会、 横須賀災害ボランティアネットワーク 対象 災害時ボランティアセンターの運営に興味のある人、原則として 横須賀市に関わりのある人先着100人(各コース50人) Aコース(全9回コース) ※各回ともに午後6時30分〜8時30分 会場 市立総合福祉会館4階第2活動室(下に記載のないとき) 第1回 H19.9.5(水) 第2回 H19.9.19(水) 第3回 H19.10.3(水) 第4回 H19.10.17(水) 第5回 H19.11.24(土) 10:00〜16:00市立総合福祉会館5階ホールほか 第6回 H19.12.5(水) 第7回 H19.12.19(水) 第8回 H20.1.26(土) 10:00〜16:00 市立総合福祉会館5階ホール 第9回 H20.2.16(土) 10:00〜16:00 市立総合福祉会館5階ホール Bコース(全6回コース) ※各回ともに午後1時〜4時30分 会場 市立総合福祉会館2階第2会議室(下に記載のないとき) 第1回 H19.9.29(土) 第2回 H19.10.27(土) 第3回 H19.11.24(土) 10:00〜16:00 市立総合福祉会館5階ホールほか 第4回 H19.12.15(土) 第5回 H20.1.26(土) 10:00〜16:00 市立総合福祉会館5階ホール 第6回 H20.2.16(土) 10:00〜16:00 市立総合福祉会館5階ホール 参加費 1,000円(資料代、保険代) 申し込み 氏名、住所、電話番号、希望コースを記載した申込書を 市民活動サポートセンター内「レターケース111」へ投函、またははがき、 FAXをサポートセンターへ送付(本町3-27,FAX 828-3132) 問い合せ 鷹野 825-1379(FAX兼用)、Eメール hau63460@tree.odn.ne.jp |
登録ボランティアグループ代表の皆様へ 活動報告書、会員名簿の提出についてのお願い |
皆様から毎月いただく活動報告書は、グループの活動履歴や内容を
記録する大切な資料です。今後も引き続き提出してください。 また、会員名簿は活動中に事故が起きた際、保険の手続きに必要となりますので、 会員に変更がある場合は提出してください。(変更のある方のみで結構です。 グループの会員であることが確認できない場合、保険が適用されないこともあります) 昨年度報告書からのお便り ○わいわい広場しん(H18年4月分より) 新学期が始まり、少しずつ参加人数が増えてきた。新1年生も参加しだした。 2,3回来た子が、初めて来た子に作り方を教えている姿をみるとほほえましい。 今年度も気を引き締めて、皆で協力してこども達の笑顔と共に歩んでいきたい。 ○どんぐりの会(H18年12月分より) クリスマス会には全員に手作りのカードをサンタクロースが大きな袋から 一人一人に手渡し、クリスマスソングで楽しいレクリエーションをしました。 特に認知症の方は、楽しい音楽が感情を刺激し、徘徊していた人もピタッととまり、 リズムを体全体でとって終了時には別人となって生き生きとした表情に。 施設の方もビックリでした。 |
横須賀市点訳奉仕会 |
蔵書の点訳、触図(地図などを触って認識する)の作成、図書の文字の拡大など
視覚障害のある方への幅広い活動を行っています。 創立は昭和36年9月にさかのぼり、今年で46年という長い歴史を持つグループです。 メンバーは100名(男性6名)で、英語の点訳、楽譜の点訳など7つの部会に 分かれて活動しています。 代表の今野妙子さんは「このグループの活動は、市としては大変レベルが高く、 年間400冊の点訳した本を点字図書館に納めています。点訳は集中力と 根気のいる作業ですが、本が完成した時は最高の満足感があります。 毎年6月に行われるふれあいフェスティバルでは、点字に興味のある方に 自分の名前を点字で打ったしおりを作ってもらい、それを差し上げてとても 喜ばれています」と話していました。 |
障害のある方の「やってみたい!」を応援します 「パソコンひろば横須賀」オープン |
障害のある方がパソコンを通じて社会活動に参加できるようパソコンの操作・
利用を支援する「パソコンひろば横須賀」が、毎週火曜日の13:00〜14:00、14:30〜15:30
にシャローム浦上台で開催されています。(主催:神奈川県社会福祉協議会、
共催:横須賀市ボランティア連絡協議会、協力:シャローム浦上台、三浦半島
パソコンサポートネット) 会場には障害者向けの種々のパソコン設備が用意され、参加した方々は、 会社の仕事に役立てたい、旅行したい場所を調べたい、メールで交信したいなどの 様々な目的もって、Windows XP、Word、Excel、インターネットやメールなどの指導を 熱心に受けていました。 指導に当たっているボランティアグループ「三浦半島パソコンサポートネット」 の安藤豊代表は「私たちが感じているパソコンの楽しさを障害者の皆さんにも 味わってもらえたら、とお手伝いしています」と話していました。費用は無料、 個人別に応援します。 参加申し込みは、シャローム浦上台(TEL 841-0391)まで。 |
ボランティアセンターと一緒に講座を開催しませんか? |
よこすかボランティアセンターでは、講座を開催したいけれど
「自分たちだけでは難しい」などの理由で実現できずにいるグループと一緒に、
講座の開催へ向けて取り組みたいと考えています。 これまで「災害時に避難所となる体育館での宿泊体験講座」「聴き上手になるための講座」 「障害のある方のためのパソコン支援講習会」をグループの方々とともに開催し、ボランティア 学習やボランティアの発掘、ボランティア活動の上での課題解決のきっかけになってきました。 ぜひ一緒に取り組みませんか。 |
ボランティア・講座への参加の申し込み |
はないちもんめ |
ある催し物会場で偶然居合わせたのが、
同級生のYさんだった。互いの近況報告、夫の愚痴こぼし、あいさつの話になった。 知らない人に頭を下げたくないと言っていたわが夫が、10年前サンデー毎日になり、 日中外出することが増えて、近所の奥さん達を知るようになった。Yさんのご主人は、 5年前の退職を機にゴミ出しを頼んだところ、立ち話をしている近所の奥さん達と あいさつを交わすようになった。 それまでは、Yさんと一緒に歩いていても、近所の人にあいさつをしてくれず、 口論した事もあった。最近では近所の人に誘われて、ウォーキングに参加したり、 介護ボランティアに出掛けるようになった。 ご主人の「あいさつ」が地域に溶け込むいいチャンスになった。「あいさつ」 にはタイミングがあると思った。 「亭主元気でボランティア。これが一番ね」。持ち前の明るさでポンポン話す Yさんに引き込まれていくのだった。時間を忘れてYさんと本心で語り合えたのが 良かった。 |
編集後記 |
○…やや旧聞に属するが、第一生命が20年続けている
「サラリーマン川柳コンテスト」の入選作に使われた単語
は「妻」がダントツだった、という記事をある新聞で読ん
だ。諧謔(かいぎゃく)をモットーとする川柳だから、
「妻の声 昔ときめき 今動悸」とか「父帰る 娘でかける
妻眠る」とか「ゴハンよと 呼ばれていけば タマだった」
など、ほとんどが「妻」に対する恨み節なのは、致し方ない。 〇…それでも、給料という武器があるうちは何とか面目 を維持できるが、「ついに来た 俺も週休 7日制」で定年 を迎えると、その地位すら危うくなる。粗大ごみ扱いされ るのはまだましな方で、定年の日に「きょうが別れ目いざ さらば」という「妻」もいるのだ。べったりと家にいて、 相変わらず「メシ、フロ」しか言わない亭主が最も嫌われ る。「定年で 女房出かけて 留守がいい」などと愚痴って いないで、とりあえず外へ出よう。ボランティアセンター は、そういう亭主の駆け込み寺だ。 (Y・T)
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〒238-0041 横須賀市本町2-1 市立総合福祉会館4F Tel:046-821-1303 Fax:046-824-8110 E-mail:shakyo-v@abox22.so-net.ne.jp |